記事の詳細

税金から住宅ローン、不動産、投資、相続まで、
お金に関するエキスパートとして強いニーズを誇るファイナンシャルプランナー。
この資格には1級、2級、3級と3段階が設けられています。

受験者が気になるそれぞれの合格率と難易度に迫ります。

まずはここから!入門編となる3級について

金融資格の登竜門として、ファイナンシャルプランナーの3級を検討される方も多くなります。

学科試験、筆記試験、ともに合格率は約60~70%となっています。
学習期間は150時間程度で1ヵ月半もあれば、十分合格ラインに届きます。

他の資格で比較をするならば、色彩検定の2~3級、
カラーコーディネーターの3級程度の難易度になります。

持っている知識をさらに磨く!2級について

3級を取得されずに、2級から受験される方も増えています。
金融機関や保険、不動産業界など、幅広い業界から受験の申し込みが来ています。

しかし3級と比較をすると、難易度は急激に上がります。
合格率は、学科試験で約15~20%、筆記試験で約30%となっています。
学習時間は300時間ほど必要とされ、平均で2~3ヵ月はかかります。

不動産業界で重宝される宅地建物取引士や、一般計量管理のプロフェッショナルである一般計量士などと、
並ぶ難易度とされています。

お金に関するプロフェッショナル!1級について

2級に合格された方でも、なかなか合格できないのが1級です。
学科試験の合格率は10%台前半と非常に狭き門になります。

実技試験では面接もあり、プランニングセンスも問われます。
学習時間は500時間程度は必要と言われており、
約半年間はみっちりと学習されて望まれる方が多くなります。

難易度は、貿易のスペシャリストである通関士や、
税金に関する専門家である税理士と肩を並べます。

きんざい(金財)の方が合格率が低いのはなぜ?

ファイナンシャルプランナー資格を実施している団体は、FP協会ときんざい(金財)の2つです。

この2つの団体を比較した際に、疑問に上がるのが合格率です。
2級、3級ともに平均すると、FP協会の方が20%ほど合格率が高くなります。
「FP協会の方が合格者が多いの?」「問題が違う?」そんなことはありません。

どちらも同じ試験問題で実施されています。
なぜ、FP協会側の方が合格率が高くなるのか?
それにはキチンとした理由があります。

きんざい(金財)で受験をされる方の多くが金融機関などに勤めている団体受験者です。
私も金融機関に勤めていた頃に、ファイナンシャルプランナー資格を受験したことがあります。
上司や先輩、同期など、半ば強制的に受験をさせられている雰囲気です。

そのため余り学習をせずに試験に臨み、不合格者が多発している状況です。

しかしFP協会側では、「合格するために受験する」方が多くなります。
またFP協会側では、後のAFP、CFPを目指す方も多く、意欲の高い方が受験しているため、
合格率に開きが出ています。

カリキュラムのしっかりした通信講座の活用

3級なら約70%、2級ならば約30%の合格率に安堵して、
「受かるだろう」と安易に受験するのは禁物です。

参考書に目を通してみるとわかりますが、内容が想像以上に難しいです。
身の回りにある税金や保険、相続など、生活に生かせる知識であるため、遣り甲斐はあります。
しかし暗記する量がとにかく多くなってきます。

そのため合格を手にするためには、参考書選びがカギになります。
通信講座など、あらかじめ学習カリキュラムが組まれているものをうまく取り入れることも、
合格へ近道となります。

FPの資格対策講座やスクールへ無料で一括請求できるので、
まずは資料を手元に取り寄せて、じっくり検討してみるのもおすすめです。

関連記事

コメントは利用できません。

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせは
こちらからお願いいたします。

ブログ

ページ上部へ戻る