車 買取 フランチャイズ

誰もが名前を知っている大手中古車販売店の中には、多数のフランチャイズを持つ企業も少なくありません。
そうなると、比較的身近に店舗が点在し、来店しやすいというメリットがあります。

加えて、基本的には直営店と同じ条件でビジネスを展開している訳で、それなりの安心感も得られるでしょう。

必要経費と利益

ですが、フランチャイズとして親会社の看板を掲げるためには、高額のロイヤリティーというものを支払わなければなりません。
当然、これが必要経費となり、それを賄えるだけの利益を上げる必要に迫られるのです。
そうなると、当然ですが、顧客への還元に大きな影響を及ぼします。

つまり、どうしても買取額が安くなってしまい、販売価格が高くなってしまうという事ですね。
そこで、愛車の売却を希望される場合には、同じ系列の中古車販売店でも、何軒かで査定してもらう事が重要になってきます。

何故なら、直営店とフランチャイズでも提示額は異なりますし、立地条件や客層によっても見積りに大きな差が出る事は珍しくないからです。

現状渡しOKの状態のいいくるま

特にフランチャイズの場合は、大手の看板を掲げていても、個人で細々とやっているところも少なくありません。
そうなると、中々整備に時間とお金を掛けられませんから、現状渡しが可能な状態のいい車については、比較的高値で買い取ってくれる傾向があるのです。

それに対し、直営店では、それなりの設備や人手もあって、少々状態の悪い商品であっても、安く買いたたき、それなりに価値を高めて販売する事が可能になります。

そのため、一見ロイヤリティーの分が安くなるように見えても、実際には必ずしもそうとは限っていないという事を知っておかれる事も大事だと思います。

という事で、まずは必ず直営店とフランチャイズの双方で見てもらう、これは絶対条件だと言えるでしょう。