エルメス バーキン 買取

多くの世界的ブランドがフランス・パリから起業していますが、やはりエルメスも例に漏れずパリからスタートしています。

エルメスという名称は実は商標であって、正式な会社名はエルメス・アンテルナショナル社 (Hermès International, S.A.)と言います。

もともとは馬の装飾品など馬具の製作を本業としていました。
ただ、20世紀初めには自動車が大量生産され始め、次第にその受注数が減少していきました。

このような事態を受けて、皮革製品の製造へと本業のウエイトを移行していきます。

エルメスの中でも人気コレクションをケリーバッグとともに分け合うのがバーキン。

ケリーとともに大きなニーズを集めていますので、中古市場でも頻繁に取引されているアイテムになっています。
手元に持っているのに、気に入ったものを見つけると、つい買ってしまう方も多いのではないでしょうか？

使用しなくなったものを手元にとどめておいても、傷んでしまうだけです
ここではエルメスバーキンを買取に出す時の注意点、高額買取のためのポイントを紹介していきます。

売れ筋商品

エルメスのコレクションの中では、さまざまなアイテムがそのタイプなどよって分けられています。

例えばケリーやバーキン以外にも、フールトゥ (fourre-tout) やエールラインは、少し前の日本でも人気がありました。

また「バーキン」という名称は、イギリス人女優のジェーン・バーキンに由来していることは有名でしょう。

パリからロンドンに向かう飛行機において、彼女がジャン＝ルイ・デュマ（当時のエルメス社長）と偶然隣同士になり、バッグに関わるトラブルを彼女が起こしてしまったことをきっかけに、エルメスがそんなトラブルが起こらないようにと開発されたバッグが、「バーキン」と呼ばれるようになりました。

このような有名な逸話の残るバーキンも、高値で取引されやすいアイテムの一つと言えるでしょう。
さらにバーキンの中でも細分化されていて、サイズ別に25・30・35・40センチと分けられ、または素材となっている皮革の種類で分けられています。

中でも人気なのが、サイズ的には25〜30程度と小さめで、カラーリングはビビットカラーと呼ばれるタイプのバーキンです。

ただ、このサイズですと長財布も入らないほどの小ささですが、機能性よりもデザイン性を重視されて、市場価値は高くなっているようです。

価格の相場

新品商品に比べれば、当然中古商品は売買金額が低くなる傾向があります。

ただ、バーキンは上記のように人気のあるコレクションとなっており、中にはプレミア価格がつくこともあります。
稀に新品よりも中古の方が高い値段で取引されることもあるようですから、その人気の高さがうかがえます。

実際に買取に出したらどれほどの金額がつくのか、気になる方も多いと思いますので、下に参考までに紹介します。

・ショルダーバーキン
（トリヨンクレマンス・40センチ・金具シルバー・状態良の場合）

・ブラウンカラー系統のバーキン
（35センチ・金具シルバー・状態良の場合）

・ブラックカラー系統のバーキン
（35センチ・金具シルバー・状態良の場合）

3つのタイプをあげましたが、ショルダーバーキンがやや低価格になっているのがわかります。
これは、このタイプが男性鬼も人気があり、市場に多数出回っているので、このような価格になっているようです。

高価・高額買い取りのためのポイント

エルメスバーキンほどのコレクションであれば、上記の相場価格のように、どれも高価格での買取が期待できます。

ただし、状態が良ければ、という条件付きとなっていることには要注意です。
状態良と査定時に認めさせるためのポイントを紹介しましょう。

持ち手に注意

バッグの使用中に最もダメージが目立ちやすいのが、持ち手の金具部分です。
この点は汚れや傷が目立ち、ごまかしも効かない部分です。

指輪をしている人であれば、いくら気をつけていたとしても、何かの表紙に指輪で持ち手を傷つけてしまうこともあるでしょう。

こういったトラブルを回避するには、ハンカチなどをあててから持ち手を握るのがいいでしょう。

ハンカチ以外でも、スカーフなど、バッグのカラーに合わせたものを選んで使用すれば、見た目にもよく、傷つけ防止にも役立つので一挙両得になります。

水気に注意

革製品全般に言えることですが、雨や湿気などによって皮が水を含んでしまうと、シミや水ぶくれ、または色落ちを進行させてしまうことがあります。

使用する前に防水スプレーをかけておくことで、防水ケアに役立ちます。
これは防水だけでなく、汚れ防止にもつながりますので、事前のスプレーがけをおすすめします。

定期的な交換

日常的に使っていると、生活でよく使うもの、例えばメモ帳やペン、化粧道具や名刺入れなど、入れっぱなしになっていて、交換するのがおっくうになることはありませんか。

ついつい入れっぱなしにしてしまうと、ペン先からインクが沁み出してしまったり、名刺入れの角がバッグを傷つけてしまったりすることがあります。

たいていの方は複数のバッグをもちあわせているでしょうから、季節の変わり目や気分転換がてらに、定期的に交換し、使用していたものは型崩れしないように丸めた新聞紙などを入れて保管しましょう。

この時に、湿気には注意しないとシミの原因になってしまいますので、通期の良いところで保管するのがいいでしょう。

できるだけ高く売るには

皮革製品は保管が難しく、素人ではきちんとした管理は結構難しいのが実情です。
かといって、皮革専門店に持ち込んでメンテナンスしてもらっても、それなりの費用がかかります。

バーキンほどの高級アイテムであれば、状態によっては価値の下落幅が、かなり大きくなってしまいます。

もともと価値の高いバーキンですから、管理不良で価値を落としてしまう前に、買取に出してみるのがおすすめです。
現金も手に入って新たなバッグの購入資金ともなるでしょう。

以下にバーキンの買取に力を入れている宅配買取サービスを紹介しています。
全て無料で利用できるショップばかりですので、査定に出す際の参考にしてみて下さいね。