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赤ちゃんが生まれると、当たり前のように母乳が出て
当たり前のように母乳で育てるんだと思っていた方、いませんか?

さらに、最近の助産院や産婦人科などでは、
出産前の妊婦さんを対象にした母親教室でも、
あたりまえに母乳で育てることを前提に話をするところがあります。

でも、実際に赤ちゃんが生まれて母乳をあげてみようと思っても・・・。

母乳が出ない、母乳は出るけれども赤ちゃんが飲んでくれない・・・
というケースがあるのです。

周りを見て悲しい・つらいことも!?

一緒に入院しているママさんは愛おしげに母乳をあげている人もいる・・・
そんな光景を見ただけで悲しくなった方もいると思います。

退院後も、小児科やショッピングセンターの授乳室で
母乳をあげているのを見るだけで、辛くなる・・・

なんで、私だけ母乳をあげられないの?
どうして?

こんなに母乳を飲ませてあげたいと思っているのに…。

母乳にこだわり過ぎて育児も生活も楽しくない、
つらいだけでノイローゼになりそう・・・。

まずは、落ち着いてくださいね。
母乳じゃなくても、赤ちゃんは元気に育ちます。
ミルクだけで育った我が子も、元気に小学校に通っています。

初乳を飲まない赤ちゃんもいる

赤ちゃんが生まれて最初にぜひ飲ませてあげたいと言われているのが、最初に出てくる母乳、
つまり初乳です。

これは、直接飲ませてあげられなくても、搾乳して哺乳瓶で飲ませてあげることも可能です。
ですが、中には、持病があったりして初乳があげられないママもいます。

その赤ちゃんは元気じゃないのか?
そんなことはありません。
元気にミルクだけで育っているのです。

日本のミルクの成分は法律で定められている

日本では数多くのミルクメーカーが、乳児用のミルクを販売しています。
各メーカかーは母乳を研究して、母乳にできるだけ近づけようと
さまざまな成分などでミルクを作っています。

ただ、日本ではミルクに含まれる成分は法律で定められています。
そのため、どこのメーカーのミルクを選んでも
赤ちゃんが元気に育つ分だけの栄養は確保されています。

後は、赤ちゃんが好む味だったりママがプラスαの成分についてどう考えるのか?
というのが、選択の参考になります。

ビタミンDが含まれているから安心

母乳はすぐれた成分が含まれているとされていますが、唯一弱点もあります。
それは、くる病という病気の原因とされている、ビタミンDの欠乏です。

母乳のみで育てる場合、ママが日頃の食事などで
少し注意をして摂取するように呼びかけられていますが、
ミルクにはしっかりとビタミンDが含まれていますので安心ですね。

ミルクでも大丈夫!笑顔で育児をしましょう!

まわりが母乳で育てていながらミルクで育てる寂しさや侘しさは、
ミルクだけで育てたことのある人にしかわからないかもしれません。

育児教室でも辛かったな・・・なんて思い出すこともたまにあります。

でも!
成長するにつれ、離乳食が始まり、話題は母乳の話からトイレトレーニング、
幼稚園の選択など、どんどん悩むことは変わっていくのです。

当然周りのママ友さんとの話題もどんどん変わっていき、母乳の話なんて出てくこなくなります。
せっかくの貴重な赤ちゃん時代です。

完全に気持ちを切り替えてというのは難しいかもしれませんが、
どこでも誰でも授乳ができるミルクのメリットをしっかりと理解し、
みんなで楽しい育児をしましょうね。

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