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蒸し暑くて辛い夏、クーラーでひんやりサラサラの部屋の気持ちよさは格別です。
しかし、暑さも寒さも体験していない赤ちゃんにとって、季節を体感することは重要なことです。

クーラーが普及していなかった頃、人々は温度調整を機械に頼らず自分達で行っていたに違いありません。
暑い国の人々は暑さに強く、寒い国の人々に強いのは、産まれ持ってのもの、
というより暑さや寒さに対する耐久性、免疫の有無ではないでしょうか。

日本の豊かな四季を五感で体感する事は、
人の成長過程で暑さ、寒さを広範囲に鍛えられる絶好の機会です。

貧弱な現代っ子

保育園や幼稚園、小学校にもクーラーは普及しています。
熱中症による事故を防止するため、様々な場所でその必要性が重要視されています。
しかし、体力の著しい低下に加え、暑さへの耐久も弱りつつあると懸念されます。

昭和の子供は暑さにも寒さにも強かった、それは印象ではなく事実である可能性が高いのです。
クーラーに慣れてしまうと大人でも、夏の炎天下は辛くて耐えられないものがあります。
交感神経の未成熟な子供だと、その感覚はもっと顕著に現れるでしょう。

暑さに強い赤ちゃん、弱い赤ちゃん

四季を体感させるために、対策もとらず夏を過ごさせる事はできません。
赤ちゃんによっては、暑さにめっぽう弱い、ということもあります。

夏場は、汗による湿疹やあせもが起こりやすく、そこに暑さも加わるとかなりの不快を伴い、
赤ちゃんもずっとご機嫌斜め、という状態にもなりかねません。

逆に、そういったトラブルが起こりにくい赤ちゃんんだと、
比較的我慢することが容易になる場合もあります。
どちらにせよ、夏場の衛生対策は講じなければなりません。

夏のおすすめ衣類

夏用の赤ちゃんの肌着といえば、ガーゼや麻です。
しかしながら、高温多湿の日本の猛暑、むしろ何も着せないというのも一策です。
お腹が冷えるのでは、と心配ですが、お腹を触ってみて冷たくなければほぼ問題ないでしょう。

生後から1歳頃まで、家で過ごすときはオムツ一枚で十分です。
お昼寝のときにはお腹にだけタオルを掛け、蒸れやすい股や脇は覆いを掛けず、窓を開け自然の風のみで過ごさせます。
それでも、ただでさえ寝苦しい真夏、お昼寝もままならないかもしれません。
そんな時におすすめしたいことがあります。

ベビーと過ごす一日と暑さ対策

午前中に沐浴を済ませ、授乳後お昼寝させ、最も暑くなる昼から午後をやり過ごします。
そして夜に、もう一度軽く沐浴させます。

一日に二度の沐浴は多いと感じるかもしれませんが、クーラーなしで夏を過ごしているため、体感温度を下げ、
ムレなどによる不快感の緩和に役立ちます。

むしろ問題なのは、沐浴させている母親の不快感のほうです。
午前中、沐浴させたら自分もシャワーを浴びて汗を流しましょう。

おすすめは、冷感シャワージェルやアイスノンなどの冷感エコグッズです。
特に脇を冷やすと、体が急激に冷えます。
冷やしすぎて頭痛を催す事もあるので注意が必要です。

サーキュレーターや扇風機を活用

うちの息子は4歳になりますが、クーラーなしで過ごして夏を満喫しています。
汗の量はすごいですが、不便なく今のところ病気もほとんどないです。

ただ、前述したように問題は親のほうです。
夏場の食事作りなんかは、もう地獄以外の何ものでもないです。

秘訣は、ビールとグラスを冷やすことと、サーキュレーターを活用し、風の道を作ることです。
室内を風が流れるようにサーキュレーターを配置することで、熱気を外へ出してやります。

そして、どうしても耐えられないときは、ショッピングモールか近所のスーパーへ出かけます。
そしてさらに、もっと耐えられないときは、息子が寝た後に限ってクーラーを付けます。

↓ ちなみに昨年、購入したサーキュレーターがこちら ↓
楽天ランキングでもデイリーの売上が上位みたいですね。
キッチンカウンターにも、ちょこんと置けるので重宝してます。

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