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国民年金保険料は支払い方法によっては、節約できるということをご存知でしょうか?
何でもそうですが、一括でまとめて支払うと安くなりますよね。保険料も同じです。

平成28年度の国民年金保険料は16,260円ですが、毎回の納付ではなく6ヶ月・1年・2年とまとめて納付することで割引を受けることができるのです。

【6ヶ月前納】

支払い方法納付金額お得になる金額
口座振替96,450円1,100円
現金96,770円790円

【1年前納】

支払い方法納付金額お得になる金額
口座振替191,030円4,090円
現金191,660円3,460円

【2年前納】

支払い方法納付金額お得になる金額
口座振替377,310円15,690円

クレジット支払いでポイントを貯める

6ヶ月、1年前納はクレジットカード支払いもできます。
金額自体は変わりませんが、ポイントやマイルを貯まることができるのはお得です。
ただし、クレカ支払いは2年前納には対応していないのが残念なところ・・・

ちなみに、1年前納でクレジットカード支払いをした場合と口座振替で2年前納、どっちがお得なのか?
これを比較される方も多いのではないでしょうか?
ひと言にクレカポイントといっても、カードによって還元率も違いますが、1.5%の高還元率だったとしても、2年前納の割引額の方が勝るので、一括で支払う余裕のある方は2年前納が一番お得ということになります。

ただ、2年まとめての納付となると金額も嵩みますよね。金銭的に一括が難しい場合は、せめて1年前納でカード支払いを選択されるといいでしょう。

口座振替やカード支払いの場合は申し込み期限がある

口座振替やカード支払いを選ぶ場合は、金融機関もしくは年金事務所にて手続きが必要です。
これがいつでもいい訳ではなく、期限までに申し込んでおかなくてはいけません。

2年前納、1年前納、6ヶ月前納の上期・・・2月末日
6ヶ月前納の下期・・・8月末日

上記のとおり、2月末もしくは8月末日までに手続きを済ませましょう。

前納できない方のために

前納した方が安く済むことは分かっていても、金銭的に厳しくて難しい方もいらっしゃるでしょう。そんな方には早割がおすすめです。

当月の保険料を当月末引き落とし(納付期限よりも1ヶ月早く口座振替)にすることで、年間600円(月額50円)割引してもらえます。
現金での都度払いの場合は、いくら早く納付しても割引はないのですが、口座振替にするだけで安くなるのですから、600円とは言え手続きしない訳にはいきませんね。

ただし、既に1年前納または6ヶ月前納の手続きをされている場合に早割に変更すると、割引額が少なくなるので気を付けましょう。

確定申告で全額所得控除の対象となる

国民年金保険料は全額社会保険料控除の対象となり、節税できるようになっています。11月頃に保険料控除証明書が届くので、年末調整や確定申告の時期まで保管しておきましょう。

納付期限を守らないと延滞料が加算される

期限までに納付しなければ延滞料が加算されます。いくら節税と騒ぎ立てても、支払いが滞って延滞料が付くようでは情けないですよね。

ただ、実際に収入が少なく生活にゆとりがなく、本当に支払えないという場合もあるかもしれませんよね。そんな場合は免除制度があることを知っておきましょう。免除となる金額や基準が設けられていますから、該当するかどうか相談してみるといいでしょう。場合によっては、全額免除の手続きも可能です。

一番よくないのが督促状が届いても放置するパターンです。その場合は保険料に利息をプラスした金額を支払わなくてはいけないことになり、節約どころか通常よりも多く支払わなくてはいけないので注意が必要です。

私も来年度は2年前納に

私も国民年金保険料を支払っているのですが、今現在は年払いで口座振替で手続きしています。クレカのことは頭になくてホントうっかりです。次の更新までに、年金事務所に行ってせめてクレカ支払いの手続きをしようと思います。その頃、少し金銭的に余裕があれば、思い切って2年前納にしようかな!?

とはいえ、40万円近い金額になるので、いっきに引き落としされると思うと、ちょっと恐ろしいのですが・・・
浮いたお金で美味しいもの食べに行けますからね。頑張ります(*´ω`)

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