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夏休みの自由研究でスライムの実験をやってみた
毎年頭を悩ませる自由研究ネタ。
うちの子が通う小学校では3年生以上は必須の宿題になっています。
科学研究or社会科研究のどちらかで、テーマは自由なんですが、毎年何をやろうかな?と頭を悩ませます。
6年生の長女は、もう一人でやらせてますが、3年生の次女はやはり親が付き添わないと難しいんですよね。
まずはネタを何にするか?
本人がYouTubeの動画で見つけてきて「やってみたい!」ということだったので、スライムを作った実験をしてみることにしました。
3年生にしては、少し幼稚かな!?と思ったのですが、特に賞を狙っている訳でもなかったので、本人の希望通りに楽しみながら実験することにしました。
数時間もあれば終わるので、手早く済ませたい方や夏休み終わりギリギリになって始める方には最適ですよ^^
まずは、材料を用意します。
目次
用意するもの
ホウ砂って聞き慣れないですが、ドラッグストアで手に入りますよ。
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スライムの作り方
※いろんな色で作ってみたので、写真の色に統一性がなくてゴメンなさい(:_;)
1.液体1(洗濯のりを水で薄めて色をつける)を作る
①洗濯のり:水=1:2の割合で混ぜ合わせる
②①に絵の具を少量入れてよくかき混ぜ、色を付ける
2.液体2(ホウ砂の飽和水溶液を作る)
①ペットボトルにぬるま湯を100cc入れ、その中にホウ砂10gを加える
②ペットボトルの蓋をして、しっかり振りホウ砂を溶かす
ホウ砂は100gの水に対して4gしか溶けないので、ペットボトルの底に溶けなかったホウ砂が残るくらいがちょうど良いです。
写真では少し分かりづらいですが、溶けきれなかったホウ砂がそこに貯まるので、上澄み液を使うことになります。
上記の分量で作ると、一度にたくさんできちゃうので、何回もスライムが作れますよ。
3.液体1に液体2を少しずつ加えながら素早くかき混ぜ、様子を見ながら足していく。
一度にたくさん混ぜると、一部しか固まらず残りが液体のままになってしまうので、蓋に少量取って少しずつ加えていくのがポイントです。
4.全体が固まってきたらスライムの完成
液体1を作る時に、水の量を少なくすると固めのスライムが出来上がります。
好みで水の量を調節すると良いです。
ちなみに、洗濯のり:水を1:1の割合で混ぜ合わせると、粘土みたいに硬くなって、スライム特有の「伸び」がありませんでした。
個人的には2:1の割合がベストだと思います。(下の画像が2:1で作ったスライムです)
絵の具を混ぜる変わりに、ラメグリッターを混ぜても素敵なスライムに仕上がりますよ。
実験してみよう
出来上がったスライムを半分に分けて、片方には食塩、もう片方にはレモン汁を加えてみました。
食塩
子どもの予想・・・小さく縮む。
結果・・・スライムが硬くなってチリチリになり、水が出てきました。
レモン汁
子どもの予想・・・分離してボロボロになる。
結果・・・溶けて色水になりました。
レモン汁で手が洗える?
レモン汁がスライムを溶かす原理を利用して、手についたスライムをレモン汁で溶かしてみることにしました。
あらかじめ、水量を多くして作ったドロドロのスライムを子どもの手にまとわりつかせて、そこにレモン汁10滴を振りかけて、手をこすり合わせてみました。
すると、ベタベタに貼り付いて取れなかったスライムを綺麗に落とすことができました。
スーパーボールを作る
洗濯のりに混ぜ合わせる水を食塩に変えて、同じ方法でスライムを作ります。
スライム+食塩の原理で、一部のみ固まりができて、その他は液体の状態になりました。
固まりだけを手に取って、ボール状に丸めるとスーパーボールの完成です。
実際に床で跳ねさせてみると、1mくらいは跳ねましたが、通常のスーパーボールのような華麗な跳ねは見られず・・・でしたけど。
スライム風船を作ってみた
柔らかすぎず、硬すぎないスライムを薄く延ばしたところにストローを置き、包み込んで
ゆっくり息を吹き込んだら、プーっと風船のように綺麗に膨らみました♪
片栗粉でもスライムができる?
スライムの材料で使うホウ砂は毒性があり、口に入れると危険です。
何でも口に入れてしまう赤ちゃんでも安心して遊べる。ということで、番外編?で片栗粉を使ってスライムを作ってみました。
作り方は簡単!
お湯100ccに片栗粉200ccを少しずつ加えていきます。
小さい頃、おばあちゃんちに行くと、片栗粉と砂糖を混ぜ、お湯で溶いてトロトロになったものをおやつで食べていた記憶があります。
今思うと、確かにスライムみたいだった(笑)
片栗粉は少量ずつ加えて混ぜ合わせていきましょう。
いっぺんに混ぜてしまうと、うまくまとまりません。
我が家は絵の具で色を付けましたが、本当に赤ちゃんが遊ぶ用なら、口に入れても安心な食紅を利用するのがいいと思います。
まとめ
スライムの形状は、液体1の洗濯のりに混ぜる水の量によって変わります。
ネットで調べてみると、いろんな分量が書かれていますが、個人的には洗濯のり:水=1:2がベストだと思いました。
いろいろ試してみて、自分好みの硬さを見つけてみるといいと思います。
スライム実験で、かかった時間はトータル2時間くらい。
研究というより、遊びに近い状態になってしまいましたが、子どもと楽しみながらできたので、これはこれで良かったかな?と思います^^
小学1年生や2年生に最適な実験かもしれませんね。
実験は楽しくすんなり進めることができましたが、この後、用紙に記録するのに時間がかかってしまいました(*´ω`)
自由研究(科学研究)として、立派な仕上がりにはなりませんでしたが、今年もとりあえず親の役目は果たせたかな(笑)
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