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結婚1年目と言えば、まだまだ新婚ムードたっぷり!
初めての記念日をお祝いされる方も多いでしょう。
とは言え、実はこの結婚1周年に当たる特別な日には、特別な意味と祝い方があるという事をご存じでしょうか?

紙婚式

結婚1周年の記念日は「紙婚式
読みはそのまま“かみこんしき”で、英語では「paper anniversary(ペーパー・アニバーサリー)」と言われます。
いかにも薄っぺらくて今にも破れそうなぎこちなさが、そっくりそのまま描かれたような呼称ですね。

しかし、もともと真っ白な紙のような新婚夫婦の将来の幸せを祈るとともに、これから様々な記録を白紙の紙に書き込んで行ってくれるようにという期待を込め命名されたものでした。
そこで、贈り物も白を基調にした紙製品が相応しいと言われています。

プレゼントの予算は5千円~3万円が相場となっています。

妻から夫へのプレゼント

紙婚式は、互いにこれからの自分たちの経験や学び、そして思い出を書き込んで行ける白紙の何かを贈るのが基本です。
とは言え、やはり実用的なものが好まれるという事で、妻から夫へのプレゼントとしては、手帳が人気です。

近頃は、スマホでメモを取ったり、スケジュール管理をされる方が増えていますが、ふとした拍子に、サッと手帳を取り出し、サラサラとペンを走らせる男性の姿は、いかにも仕事が出来る男という雰囲気を醸し出します。

また、絵心のあるご主人にはスケッチブック、読書の好きなご主人には、読みたい本を買える図書カードも喜ばれます。
中には、スケッチブックなんか贈ると、1人で写生に出かけてしまうのではないかと心配される方もいらっしゃるようですが、実はそれこそがポイントです。
結婚してちょうど1年という事で、まだまだラブラブのつもりでいても、多くの夫はそろそろ自分だけの時間が欲しいと思い始める頃でもあります。
そこで、束の間の趣味の時間も一緒にプレゼントできるホビーアイテムは、円滑な夫婦生活を送る上で、大きなポイントになるのです。

夫から妻へのプレゼント

夫から妻へのプレゼントとしては、日記帳というのがオーソドックスだとされています。
こちらもまた、昨今はブログという形でWEB上に記録される方が多いですが、妻の字で家族の日々の様子が綴られたものは、将来必ず味ある記念品になるでしょう。

また、やはり読書が趣味の一つという女性には、好きな本を買える図書カードがいいかも知れませんね。

さらに、日本には世界が認めた素晴らしい紙、和紙があります。
和紙で作られたネックレスやピアスなどのアクセサリーも、奥様には間違いなく喜ばれるでしょう。
特にここ数年、国内外の注目を集める京都の和紙製品ブランド「ARATA(アラタ)」のアクセサリー類は、種類やデザインも豊富で、インターネットからでもお取り寄せできますから、ゆっくり贈り物探しをする時間がないという忙しい方にもおすすめです。

第三者からの贈り物

第三者からの贈り物としては、やはり夫婦2人で思い出を刻んでもらえるような紙製品に限ります。
という事で、最もオーソドックスなのがアルバム!
また、先ほどと同じく、和紙で作られたインテリア製品もおすすめですね。

さらに、息子や娘夫婦へのプレゼントとしては、映画やミュージカルの鑑賞チケット、あるいは、食事券やホテルの宿泊券も喜ばれます。
特にまだ子供のいないご夫婦には、様々な意味で価値ある素晴らしい紙の贈り物になる事でしょう。

祝い方

欧米では、結婚披露宴でナイフを入れたウエディングケーキの頭頂部を持ち帰り、大切に冷凍保存したものを紙婚式に夫婦2人で半分ずつ食べるのが一つの儀式とされています。
そこで、長期保存が可能なように、ケーキの先端だけは、必ずカステラ生地で作られているのですが、日本では模型が使われることが多く、特別これと言った祝い方はありません。

やはり多くの方は、夫婦で外食や1泊程度の旅行に行かれるようで、そういう点でも、親から子供たちへのチケットギフトは、とても喜ばれるのです。

しかし、家でのんびり、奥様の手料理を味わいながら過ごされる方も少なくありません。
実は、まだまだ駆け出しで、経済的にも余裕のない若い2人だけに、自宅で仲睦まじくというのが、最も理想の紙婚式だとも言われているのです。

ただ、せっかくですから、その意味や伝統を意識し、小さなケーキを2人で半分ずつ食べるくらいの事はしたいものです。
また、真っ白な紙に、日頃の感謝の気持ちや将来の夢、愛の言葉などを綴ったラブレターをお互い送ると、最高の結婚1周年の日になりそうですね。

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