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ネイル検定3級(ネイリスト技能検定試験3級)を受験してきました。
2015年秋に開催された試験では合格率が73.9%
2級が39.3%、1級が33.7%なので、3級は比較的合格率が高めです。
そこまで敷居が高くない・・・ということで、まだ駆け出しの私ですが受験してみることにしました。

難易度はそこまで高くない?

本格的に3級を勉強し始めてから約1ヶ月。
受験前に下記3点を購入して勉強しました。

  • ネイリスト技能検定試験 3級テクニック講座DVD
  • ネイリスト技能検定試験 筆記試験 過去問題集
  • ネイリスト技能検定1級・2級・3級 完全対策バイブル
  • 筆記試験はマークシートでしたが、丸暗記するくらい覚え込みました。
    そのおかげで完璧に回答できたと思いますが、実技はちょっと自信ないです。

    当日の流れや手順について、まとめてみたいと思います。
    午前の部と午後の部とに分かれていて、私は午前の部でした。

    タイムテーブル

    9:30 開場

    【実技】
    10:05~10:15 出欠確認・事前審査(10分)
    10:15~11:25 実技試験(70分)
    11:25~12:05 実技審査(40分)

    【筆記】
    12:05~12:20 筆記試験準備(道具の片付け含む)
    12:20~12:50 筆記試験(30分)
    12:50 終了

    となります。

    開場の30分くらい前に試験会場に到着すると、1階のロビーに既に列ができていました。
    来た人から順番に並び、その順で会場に入れてもらうことができます。
    受付はなく、受験票に記載された受験番号を確認し、自分のテーブルを探して着席します。

    開場から事前審査の時間までに各自でテーブルセッティングを行うので、時間の余裕をもって会場には早めに到着しておいた方が安心だと思います。
    遅刻した場合は失格の対象となるので要注意です。

    一番前の席だったので後ろが確認できなかったのですが、モデルとしてついてきてもらった母曰く総勢50組くらいいたとのこと。
    美容専門学校の子なのか、若い子の集団が多かったように思います。
    私のように30代~40代っぽい方もチラホラ。

    もう試験を受けるなんて何年ぶりのことでしょう、緊張しました。

    テーブルセッティング

    テーブルセッティングはこんな感じ。(写真は会場ではなく自宅です)

    指定された用具には事前に名前ラベルを貼っておきます。
    ウッドスティックにはコットンを巻き付けておいても良いとのことなので、セッティングの際に5本分巻き付けて準備しておきました。
    心のゆとりにも繋がりますし、事前にできることはやっておくのがベターだと思います。

    ちなみに未使用のコットンなので、ウェットステリライザーの消毒への浸しはなしでOK!
    ただ、使用して汚れたものをそのままステリライザーに戻すのはNGなので、使用後は巻き付けたコットンを取り外しゴミ袋に捨てるようにします。

    赤ポリッシュは4本購入していて、本番には未使用品も含めて3本持参しました。
    使っているとポリッシュがドロっとした感じになってきたりもしたので、換えを用意しておいてよかったと思います。
    あと、固まって蓋が開かなかったら焦るので、事前準備の際に全てのポリッシュの蓋がちゃんと開くかどうかも確かめておいた方がいいと思います。

    事前審査のポリッシュチェック!事前仕込みに工夫が必要かも

    事前審査の赤ポリッシュ、どれくらいチェックされるのか不安だったのですが、試験官の方が回ってこられて、塗られているかどうかを簡単にチェックされる程度でした。
    1本ずつじっくり見られたり、手を裏にしてエッジまで見られることはありませんでした。
    実は試験中、ポリッシュオフに苦労したので、事前仕込みでエッジは軽めに塗っておけば良かったなと思いました。

    出欠確認と事前審査が終わるといよいよ実技試験です。
    〇分前です・・・と小まめにカウントダウンのアナウンスが流れます。
    1分前になるとホント、ドキドキ。

    実技試験

    いよいよ始まります。
    まずは手指消毒から。
    練習の時に何度か全体を通してみたのですが、意外とこの手指消毒を忘れがちです。
    流れに戸惑うことが多かったので、待っている間に手順を頭の中でしっかりシュミレーションしておきました。

    消毒の次はポリッシュオフ。
    ポリッシュをコットンに取る「プシュプシュプシュ…」という音が会場全体に鳴り響きます。
    この音がだんだん少なくなっていくと「あぁ、みんなもう次の工程に進んでしまったんだな」という緊張感が押し寄せます。
    ほんとイチイチ緊張しました(笑)

    エッジとサイドラインのポリッシュがなかなか取れなくて苦労しました。
    前日に行った事前仕込み、オフしやすいようにもっと工夫しておけば良かったです。

    なんとかオフできたので、ファイリング・キューティクルクリーン・ベース・カラーへと進んでいきます。

    失敗で減点されたかも?

    ファイリングやキューティクルクリーンは、ジェルのスクールでも練習していたので、割と自信があったのですが、ベースを塗る前にペーパーを変えるのを忘れていました(汗)
    ベースを塗りながら気づいたので、さりげなく新しいペーパーに交換したのですが、きっと減点されていますよね(泣)

    あと、カラーでも失敗してしまいました。
    練習でもやったことないのに、ポリッシュをタラ~っとタオルの上にこぼしてしまいました。これもきっと減点の対象だと思います。
    それ以外は、キューティクルエリアの際まで綺麗に塗れたと思います。

    時間配分は大事、アートの時間がなくて焦った

    時間配分も失敗した点だと思います。
    途中で「30分経過しました」とか「60分経過しました、残り10分です」とのアナウンスが流れるのですが、残り10分の時点でちょうどアートに取り掛かるところでした。

    今まで練習ではアートに10分以上かけていた私。
    トップコートも残ってるのに、どうしよう~?って若干パニックに(T_T)
    頑張って練習してきたのに、かなり焦ってしまい本番が一番低品質なアートとなりました。
    (写真に残すのも嫌だったので写真がありません。)

    普段の練習からストップウォッチで時間をきっちり計って、時間配分を考えておくべきだったと猛反省。
    ストップウォッチの持ち込みは可能なので、時間配分を考えた上で試験に臨むべきでした。

    結局「残り3分です」のアナウンスの段階では、一応全ての工程を終えていたのですが、こんなことなら、もうちょっとアートに時間を割いておくべきだった・・・全てが後の祭りですね。
    アートの完成度が低くても全体として見た時に減点が少なければ合格する可能性もあるとのことなので、結果が出るまでは淡い期待を抱いて待つことにします(*´ω`)

    実技審査

    実技試験が終わると、受験生だけ部屋を出て隣の待機室で待ちます。
    モデルだけ席に残って審査を受けるのですが、この間に筆記試験の最終チェックとして勉強するのはOKです。
    テキスト類を持ってこられていない方もいらっしゃいましたが、できればテキストや過去問を会場へ持参するのがいいかと思います。

    待機時間の携帯・スマホの使用や私語は禁止となっていて、禁止行為が見つかるとこちらも減点対象になるとのことなので要注意です。

    審査時間は書かれている時間よりも短くて15分くらいだったでしょうか。
    後からモデルの母に聞いたところ、複数人の試験官が回ってきてチェックされるとのこと。
    試験管ごとに見るポイントが違うのかな?
    同じ試験管が1回戻ってきてチェックし直して、先に書いていたのを消しゴムで消して書き直していたとのこと。
    採点が上がったのか下がったのか分かりませんが、こういうのドキドキしますね。

    筆記試験

    審査が終わると、受験生はもとの会場に戻り道具の片付けを済ませて、筆記試験に臨みます。
    片づけを済ませて試験開始までに、ここでもテキスト類を出して筆記試験の勉強ができます。
    鉛筆は折れたり落としたりする場合もあると思ったので、念のため5本持参しました。

    記名や受験番号のマークはアナウンスに従って試験開始前に一斉に行います。
    筆記でも実技と同じく〇分前です・・・とのアナウンスが流れるので時間の目安になりました。
    筆記試験に関しては、確かめもできたし丹念に勉強していただけあって、完璧に回答できたと思います。

    実際に出題されたのは、過去問題集に載っていたものばかり。
    過去問をしっかりこなしておけば筆記は特に問題ないと思います。

    合格ライン

    合格ラインは実技・筆記ともに80点以上。
    実技は減点方式で採点されるみたいです。

    どの項目が何点というのが分からないので、ポリッシュこぼしたことや、ペーパーの変え忘れでどれくらい減点されたんだろう?と不安です。

    結果連絡は1ヶ月後

    とりあえず終わって合格・不合格はさておき達成感でいっぱいです。
    合否発表は2月下旬頃に郵送でお知らせが来るそうです。
    HPでも確認できるみたいですね。

    もし筆記だけ受かっていて実技が落ちていたら、次の試験では筆記が免除されます。
    もちろん両方受かっていて欲しいのですが、最悪ダメならまた春に受験し直します。
    ネイリストへの道のりはまだまだ長そうですね・・・
    でも今回受験してみて、自分の中に新しい風が吹いてきたというか、とても良い刺激になりました。

    また、こちらで合否結果をご報告させていただきますね。

    独学はもちろん通信講座を利用するのもあり

    ネイル検定3級だけなら、おそらく独学でも合格できるのではないかと思います。
    ただ、より自信を付けるために、通信講座を利用するのもいいのではないかと思います。

    ⇒ ネイル検定の通信講座を詳しく見る

    3級が受かったら2級も続けて受験する方がほとんどだと思います。
    上記の講座は2級・3級がセットになったものもあって、2016年春から新しくなるネイル検定2級講座にも対応しています。

    2級以降はグッと合格率も下がりますし、施術もアートも難しくなるので独学では厳しいと思います。
    3級受験時に、2級の受験も見越して上記のような通信講座を利用するのもアリかもしれませんね。

    キャンペーンとして、プロ専門問屋「ネイルパートナー」で使用できるネイル商品券1万円分プレゼントなどの特典もあるみたいですよ。無料資料請求やカウンセリングもあるので、気になる方はチェックされてみて下さいね。

    上記以外にも、複数の通信講座やスクールの資料を無料で請求できるサービスもあります。
    一度にまとめて複数の講座やスクールを選択して資料を送ってもらえるので便利ですよ♪

    ⇒ 無料一括資料請求について詳しく見る

    ネイル検定3級の結果報告

    【2016.2.13 追記】

    思っていたよりも早くに結果が分かりました。
    そろそろかな?と思って、公式サイトにアクセスしてみると結果が掲載されていました!

    ドキドキしながら自分の受験番号と生年月日を入力して検索してみると・・・

    「合格」\(^o^)/

    これでひとまず安心です。
    自分でも把握できるくらいのミスもありましたし、アートも決して出来が良いとは言えませんでした。
    むしろアートに関しては全然ダメでした。
    それでも合格できた!というのは、それ以外の部分がいかに重要視されているか?を証明していると思います。
    これから受験される方は、アートよりもポリッシュオフやキューティクルクリーン、ファイリング、際まで綺麗にポリッシュを塗る練習をメインに取り組むのが良いかと思います。

    今回も73.1%と合格率は高めだったのですが、合格したことで自信がつきました。
    そして、ネットで合否確認した次の日には郵送で結果が送られてきました。

    次は2級に向けて頑張ります。

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